解決事例
- 2023.06.28
- 夫婦同士で遺言を作成し、予備的条項で遺言信託を実施したケース
ご相談内容
柏市にお住まいのご夫婦からの遺言書の相談でした。
ご主人が少し具合が悪く、子供が複数人いるが、ご自身たちの面倒をよくみてくれる子供に最終的に財産を遺したいという希望でした。
奥様は、自分がご主人より先に亡くなった場合については、自分の財産でご主人の面倒をみてほしいとの要望があり、事前に対策をしたいという事でご相談に来られました。
司法書士の提案&お手伝い
当事務所から公正証書遺言の作成のを提案し、それぞれ、自分が先に亡くなった場合についての予備的条項も作ることになりました。
特に奥様の予備的条項は、要望をかなえるために「遺言信託」を提案しました。
ご主人よりも先に亡くなった場合について、自分の財産を信頼できる子に預け、その財産を使って、その後のご主人の面倒をみるという家族信託の仕組みを遺言書で実現することになりました。
結果
公正証書遺言を作成し、遺言執行者も当法人が務め、その後の備えについてお客様も満足していただきました。