解決事例
- 2024.05.29
- 疎遠な親族と遺産分割協議を行い、遺産承継を行ったケース
ご相談内容
他県で一人暮らしをしていた高齢の兄弟が亡くなりました。
財産は生命保険、預貯金、投資信託があります。
全て売却、現金化し法定相続人で法定相続割合どおりに分配したいのですが、長らく会っていない、連絡先を知らない相続人が数名いるため、親族内で遺産分割協議を取りまとめることが困難です。
司法書士からの提案
被相続人の方には子がいなかったため、戸籍調査により法定相続人はご兄弟、およびご兄弟の子(被相続人からみて甥姪)になることがわかりました。それぞれ遠方にお住まいであり、一部の相続人同士は長らく連絡を取っていない状況でございましたが、遺産分割協議をもとに相続手続きを進められるよう、当事務所からお手紙を出させていただきました。
相続人は合わせて8名おられましたが、皆様と円滑にやり取りさせていただいたため、協議書への押印、その後の銀行解約手続きなどスムーズに行うことができました。
代襲相続の場合、相続人同士会ったことがない、連絡先を知らないケースも多くございます。そのような場合でも丁寧かつ誠実にやり取りさせていただくことで、遺産分割協議に応じていただけることもございますので、お困りの際はご相談いただければと思います。