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2018.11.01
四街道の方から、遺言書についてのご相談

Q:兄弟が相続で揉めないようにするにはどうすればいい?(四街道)

私の両親は70代ですが、とても健康で夫婦仲良く暮らしています。私は長男で四街道の実家の近くに家族で住んでいます。両親はとても健康ですが年齢からみて、これから先にいつかは必ず起こる相続について考えなくてはいけない時期にきていると感じています。そこで心配な点があります。私には弟が二人いますが、その二人が昔から仲が悪く、両親の相続が発生した際に揉めそうな気がしてなりません。父には不動産の財産がいくつかあり、遺産分割が難しくなるのはわかっているのですが、その時に兄弟で揉めないように今からできる準備はあるのでしょうか?(四街道)

 

A:遺言書の作成をおすすめいたします。

お父様が不動産の財産を複数お持ちというお話ですが、不動産が相続財産の大半を占める場合、ご心配されているようにたとえ兄弟仲が悪くない場合でも相続の際にもめることが珍しくありません。どの不動産を相続するかによって時価や賃料収入等で不公平感が生まれやすいからです。相続時の兄弟間のトラブルは相続手続きが終わったその後も引きずることがありますので、無用な諍いを防ぐためにも、お父様が遺産分割の内容を指定する内容の遺言書を作成することをおすすめいたします。

ご両親が作成に積極的でない時には、遺言書を作成することのメリット、遺言書がないことのリスクを説明しわかってもらうことが大切です。遺言書というと子供からは言い出しにくいと感じられる方も多いと思いますが、親側も話題にしにくいと言い出すことをためらっていることもあります。また、手続きなどがわからないと躊躇していることもあります。そのような場合は、ご家族の手伝いがあれば抵抗なく遺言書の作成を進めることができるケースも多くあります。

また、有効な遺言書を作成するためにはいくつかの大事なポイントがあります。せっかく作成した遺言書が無効なものであってはなりません。遺言書の作成に際してわからないことや不安な点があれば、専門家へ相談しましょう。

千葉相続遺言相談プラザは、遺言書作成の経験豊富な司法書士が、お客様のご相談に丁寧に対応をさせて頂いております。遺言書についてお困り事がありましたら、ぜひ当相談プラザの無料相談をご利用下さい。

 

この記事を担当した司法書士
司法書士法人ふらっと 代表 菊地 裕文
保有資格代表司法書士
専門分野家族信託 相続 遺言 生前対策
経歴司法書士法人ふらっとの代表を務める。大学在学中にに司法書士試験に合格。 平成16年司法書士登録し、成田市にて司法書士事務所を開業 。平成25年司法書士法人ふらっとを設立し、四街道事務所を開設
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