相続財産を隠されている
相続トラブルでありがちな、相続財産を隠されているというご相談でよくある内容として、「財産が残って無かった」
と言われたり、「葬儀費用として、450万円支払いがあったから現金は無い」「弁護士へお願いしたからと言われたが、その後半年以上連絡が無い」といった内容等、様々お聞きします。
私どもは、月に70~80件のご相談をお伺いしている他、県内でも最大級の実績をもっておりますので、このようなお話しを伺ってみて、おかしなポイントにはすぐに気が付きます。
葬儀費用で450万円の支払い …?
「葬儀費用で450万円支払いをした」と聞いて、どれほど大規模な葬儀だったのか?という話になるのです。近親者10名ほどの葬儀でしたら、通夜はせず一日の告別式のみで済ませ、お骨も霊園へと納骨をしたという場合には、家族葬であり一日葬ですので、一般的にも50万前後程度で済むはずです。もし、その後に故人を偲ぶため参列者で会食をしたとしても、10名でしたら10万円かかるかどうか。450万円を葬儀で使ったとすると、150名~200名近い参列者があり、地元の名士総出で出席をするような大規模な葬儀になります。つまりは、450万円も一般的な葬儀ではかかるハズが無いのです。
このような時には、葬儀費用の領収証を提出してもらえば、すぐにウソという事がわかります。
弁護士に相続手続きを依頼 …?
「弁護士に依頼した」というのも多くお話しを伺います。弁護士に依頼をしていると話せば、相手は怖気ずいくと思っているのでしょう。しかし、弁護士へと依頼をいた場合、本来であれば利害関係のある相続人のあなた様のところへと、相続人●●の代理人となった事をつたえる”受任通知”が届くはずです。
もし、この通知が届いていないとしたら、相手側は弁護士に依頼はしておらず、毎日銀行へと通い、故人のキャッシュカードを使用して限度額の50万円をせっせと引き出しているかもしれません。実際伺ったケースでも、相続が発生した後、「弁護士に依頼した」と伝えられ、連絡を待っているも三ヶ月も音沙汰なく、その間に1000万円近く口座から引き出されてしまったというケースもありました。
なんでも紛争する必要はありませんが、どんなば場合でもきちんとした手続きを進めいていく事が大事です。手続にかける時間としては、目安として相続発生日から3ヶ月で財産調査をして、5~6ヶ月で遺産分割の話し合いをするというのが一般的です。
きちんとした手続きを進めるにあたり、まず何をしていくべきか確認をするためにも、ぜひ無料相談をご活用下さい。
また、身内からひどい扱いを受けてしまい許せない、法律的な対応をしていきたいという場合は、相続に強い弁護士の先生をご紹介いたします。ご安心して一度ご相談下さい。