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- 2021.03.02
- 成田の方より相続のご相談
Q:先月妻が亡くなったのですが、相続行うのが初めてで何から行えばよいか分からないため、司法書士の先生に教えていただきたいです。(成田)
成田に住む50代の会社員です。先月、妻が成田市の病院で50歳という若さで突然亡くなりました。妻が亡くなったことをまだ受け入れきれていないまま先週、成田市の葬儀場で葬儀を終えました。妻が亡くなったことで相続が開始されましたが、相続を行うのは初めてなため、知識も皆無で何から手を付ければよいのかわかりません。妻には、妻の父方から相続した不動産がありました。不動産を相続する際のことも教えていただけたらと思います。(成田)
A:相続は専門的な知識を要しますので、ぜひ専門家に相談しましょう。
被相続人が亡くなり、相続が開始されたらまず、遺言書が遺されてされていないかを確認することが重要となります。ご相談者様の場合、お若くに奥様は急死なされたという事ですので遺言書が残されている可能性は低いとは思われます。しかし、遺品の整理を行う際には、遺言書を必ず探して下さい。民法で定められた法定相続よりも基本的には遺言書の内容は優先されます。
万が一、遺言書が見つからなかった場合には戸籍の調査を行います。被相続人の出生から死亡までの全ての戸籍謄本を取得し、相続人を確定させる必要があります。相続人の戸籍謄本も併せて取り寄せ、遺産相続の手続きの際に使用します。
続いて、被相続人の相続財産について調査を行います。ご自宅が持ち家の場合、ご自宅と所有している不動産の登記事項証明書、固定資産税の納税通知書、銀行の通帳などを集め確認します。収集した書類をもとにして、相続財産目録を作成します。相続財産目録を作ることで、相続財産全体の内容が一目でわかるようになります。
上記の準備が整いましたら、相続人全員で遺産を誰にどのように分けるかを話し合う“遺産分割協議”を行います。遺産の分割方法が確定したら、決定内容を“遺産分割協議書”に記載し、相続人全員で署名・押印を行います。遺産分割協議書は相続により取得した不動産の名義変更の際に必要になります。また、被相続人の預貯金を引き出す際にも必要となる場合があります。また、相談者様の奥様は不動産を所有していたという事でしたので、奥様の不動産は配偶者である相談者様が相続することになります。そのため、不動産を相続したら相続登記を行う必要があります。その際に下記の書類が必要となります。
- 被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本
- 法定相続人の戸籍謄本
- 法定相続人の住民票
- 相続する不動産の固定資産税評価証明書
上記の書類を揃え、法務局にて相続登記の申請を行います。
これらの手続きには相続の専門家がおりますので、まずはお気軽に無料相談をご活用ください。
千葉相続遺言相談プラザでは、成田の皆さまからの相続のご相談を多数お受けしております。相続人同士でうまくまとまらない相続手続きや、金融機関への財産調査のお手伝い等もさせて頂いております。専門家へ依頼することで迅速に調査でき、その後の遺産分割協議まで合わせてサポートさせていただくことが可能です。千葉相続遺言相談プラザは成田市と四街道市に事務所があり、成田や四街道近郊にお住まいの皆さまがアクセスしやすい場所にございます。様々な相続手続きのサポートを経験豊富な専門家がお手伝いさせていただいております。どのような相続の質問でも構いませんので、まずは千葉相続遺言相談プラザにて無料相談をご利用ください。成田の皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。