相続財産の調査
相続財産調査について説明いたします。
相続財産には、現金・預貯金・証券・投資信託などの金融資産、土地建物・マンション・借地権付きの土地・田畑・山林などの不動産、他には動産や自動車・貴金属・各種会員権などがあります。
生活を一緒にしていれば、だいたいの財産状況はわかっているという方もいらっしゃいますが、離れて暮らしていた場合や代襲相続で叔父や叔母の遺産相続をするとなると、どのような財産があるかわからないというケースがほとんどです。被相続人の方がお亡くなりになる前に、遺産をエンディングノートや遺言書にきちんとすべて記載しているというケースはなかなかありません。
ですので実際は、財産がどのくらい、何が、どこにあるのか分からないと思います。下記にまとめてみましたので、ご参考ください。
相続とは? | 相続財産といっても、プラスの財産とマイナスの財産があります。 詳しくはこちら→ 相続財産とは |
みなし相続財産とは? | 相続税申告がある方は必見です。 詳しくはこちら→みなし相続財産とは |
遺言書に記載の無い財産がある場合は? | 1.自分で調べる、あるいは専門家に調べてもらう。 2.遺言書に記載の無い財産に関する相続方法が書いてあるか確認 →ある。遺言書に従う →ない。遺産分割協議書を作成して遺産分割する。 |
相続財産の有無が分からない場合は? |
1.相続に詳しい行政書士・司法書士・弁護士で財産調査が可能です。 |
他の相続人が開示してくれない場合は? | 1.戸籍謄本を集めて、被相続人の財産をおおよそ調べる事できます。※相続専門事務所でないと調べるのは難しいです。 2.弁護士に依頼し開示請求をする。※お金もかかります。あまりお勧め致しません。 |